クリック率と色の気になる実験結果
☆クリック率と色の気になる実験結果☆
突然ですが、
ウェブ上でクリックされやすい色は何色だと思いますか？
赤？橙？黄？緑？青？藍？紫？
これは虹色の７色を例に挙げてみたのですが、
どれがクリックされやすいのか分かりますか？
これには答えがあるのですが、
３０秒だけ答えを見ずに、ちょっとだけ考えてみて下さい。
３０秒経ちましたか？
では答えをどうぞ。
『青と違うか？』
『赤のような気もするけどな〜？』
では答え合わせと行きましょう。
『青と答えられた方』
正解です。おめでとうございます。
と言いたいところですが、半分正解で半分不正解といった所です。
なぜ半分正解なのか？
これはMicrosoft(マイクロソフト)社が行なった検証の結果、
ユーザーが関心を持つ色は青色、という結果が出たという裏付けがあります。
参考記事
もっと詳細な色は青の中でも、
(#0044CC)
をアンカーテキストにすると良いという結果が出ています。
膨大な色を検証した結果ですので、
クリック数が一番高い青色を、テキストリンクに使用するのが定石でしょう。
では、なぜ半分不正解なのか？
これはMozilla(モジラ)社が、２００９年に同じバナー画像を使用し、
バナーの色を１週間ごとに変えて、クリック率を測るという検証を行いました。
その結果緑色が最も高かったという裏付けがあります。
これについては少々古いデータですが、現在でも十分通用する検証結果です。
参考記事
バナー画像で誘導する場合は、
緑色を利用してみるのも良いでしょう。
『赤と答えられた方』
こちらも半分正解で半分不正解です。
では、なぜ半分不正解なのか？
赤色は暖色の中でも特に刺激の強い色であり、
目立つので一見クリックされやすいように思われます。
しかし反対に、赤信号や血の色、又は炎など危険なイメージも併せ持ち、
クリックするのに抵抗感を感じる人もいるのです。
上記のMozilla(モジラ)社の検証結果がそれを物語っていますね。
なぜ半分正解なのか？
これはVisual Website Optimizerというサイトの検証結果です。
参考記事
⇒Blue link vs. Red link vs. Banner: which one got 50% more clicks?
この検証によると青いテキストリンクより赤いテキストリンクの方が、
クリック率が５０％も高いという結果が出ています。
結論としては、
ＴＰＯによって、色を使い分けるのが、ベストと言えるでしょう。
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