【読まない】
これは学生時代の勉強の話です。
私はどちらかと言えば数学や科学といった理系の教科の方が得意でした。得意というよりもまだましという表現の方が適切かもしれません・・・
逆に国語はとてつもなく苦手な教科でした。本を読むのも夏休みの宿題の読書感想文も嫌いでした。
特にテストに出てくる『この時の著者の気持ちを答えよ?』というような問題は大の苦手でした。
『知るかそんなもん』
って思いながら答案を書いていた記憶があります。
あなたも似たような経験はありませんか?
人間の心理として嫌いなものや興味のないものは『読まない』のです。
【信じない】
私は先日で結婚3周年を迎えたのですが、とにかく嫁に信じてもらえていないです。
どういうことかというと、嫁は嫁の母の言う事なら素直に聞くのですが、私の言う事はほとんど聞きもしません。
なんで私の言う事は信じてもらえないのか?
まず育った環境が全然違います。それに生活リズム、食事、ものの考え方が全く異なるのです。
多かれ少なかれ家庭内のルールはどの家庭でもあるはずです。
1つ私の実例ですと電気の消し忘れ。
節電の為にはもちろん良い事ですが、嫁の実家では電気の消し忘れがあると必ず犯人探しが始まります。
『誰や?電気のつけっぱなしヽ(`Д´)ノ』
などと電気を消し忘れた犯人は必ず怒られます。
私の実家でも電気の消し忘れはありましたが、犯人探しをする程の大ごとには至りません。見つけた人が電気を消せばそれで終わりです。私は犯人探しなんて事は経験した事がありませんでした。
ですが結婚して嫁と暮らすようになってから私が電気を消し忘れた時にはいつも怒られます。最初はなんで怒られなければならないのか理解できませんでした。今まで電気を消し忘れた時に怒られた事が無かったのでどうも腑に落ちなかったのです。
しかし嫁の実家に行きその家のルールを知って初めて嫁に怒られる理由が分かりました。嫁にしてみれば今まで実家で育った経験から電気を消し忘れたら怒られるというのが当たり前。私からすれば実家で電気を消し忘れても怒られる事はない。
つまり人間は今までに経験した事に関してはなんの疑いも持たないが、全く経験がない事に関しては信じないのです。
【行動しない】
人間は嫌いな事や経験したことがない事、又は不安に思っている事となるとなかなか行動に移す事が出来ません。
私は約10年程1人暮らしをしていたのですが、洗濯物を干す事と取り入れた洗濯物をたたんでしまう事が嫌いでした。
大学で初めて1人暮らしを始めた頃は、洗濯自体やった事がなかったので、とてもめんどくさい事だと思った記憶があります。
また社会人になると仕事中心の生活になり家で過ごす時間がほとんどありません。家でする事と言えばコンビニで買ってきた弁当を食べて寝るぐらいです。しかし洗濯はしなければいけないので洗濯物をたたむ時間がもったいなく思い嫌いでした。
本当に時間が無い時は洗濯して干したままクローゼットにしまう事なく使いまわしてました(´ε`;)
ある意味時間短縮ができて効率的な面もありますが、やはり洗濯物が部屋に吊るしたままだといろいろと不都合な面もありますよね。
このようにどうしても人間は楽なように嫌いな事は避けて行動しないのです。